忍者ブログ

GOODDAY

悲しい現実を 嘆くより 今 何ができるかを考えよう… 無期限休止中のZARD FAN SITE「WithZARD」管理人、羊の、 主にwith ZARDな、時に個人的なことを気紛れに。

◇無我夢中~あの日の追憶・中編~

D氏からメールが来た。
もう一度、献花をしたい。
ご一緒出来ないか、というものだった。
今日はCDSHOP巡りをしたかったし、
三日続けて行っては、
立ち直れない気がした。
家族にも心配をかけるし。
せめて逢うだけでも、と
言われて、
ならば新宿のCDSHOPを一緒に回ろうと
新星堂、タワレコへ。
その後Dを送って自分も帰宅した。



記帳台。

真っ白なメッセージノート。
左には大きく一頁使ったメッセージが。


真っ白になった心に、
浮かんだ言葉を書き留めた。
正確には覚えていないが、
自分にとって。
ZARDとは。
坂井泉水さんとは。
そんなことを書いた。

現在形で。

※~でした。→×
 ~です。→○


そして。
「ずっと、」

脳内に夏帆が流れた。
サビの部分。

君のことをずうっと、ずっと、ずっと…


不覚にも。
その場に泣き崩れた。

身体を震わせて。
鳴咽、という言葉が相応しいような声をあげていた気がする。

しゃがみ込んだ状態で、
続きを書いた。

ずっと、ずうっと…
(今思えば“ずうっと”が先だったが…
その時の事を考えれば、
これでよかったかもしれない。)
本名と、「WithZARD*羊」とを署名し。


Yちゃんが私を心配し、付き添ってくれた。

しゃくりあげながら
献花台へ続く列へ。
直ぐ自分の番が来る。

花、花、花、……
そして。
アーティストファイルの表紙の泉水さんの写真。

泉水さん。

泉水さんの………

あの、
これって、
どう…


手が、震えて。

ようやく、
泉水さんの真ん前に
献花したのを覚えている。
その後手を合わせた筈だが…
記憶にない。

泣きじゃくってた気がする。

Yちゃんと一緒に建物を出ると…



「ちょっといいですか?」


~更に続く~
PR