200906/18 「言葉を、大切にしてきました。」羊と私とZARDと・第一章-8 メリーの独り言 0 第一章-7*=*=*=*=*=*=*=*=*=*後日。Hは菓子折を持ってIの家を訪れた。話はSから聞いた。どうしても、直接詫びたいと思い無理にSから名前を聞き出した、と。恐縮したIは謝罪も菓子折も拒んだが、Sの誠意に、折れた。更に後日、再びSにIから連絡が。今度は嬉し泣き状態で。やはりHは自分が思った通り…否、それ以上の人だった。その後、Iは以前にも増して協力的になったという。*=*=*=*=*=*=*=*=*=*Hは羊の身内。Sさんについては、Hからよく話を聞いていました。素敵な方です。いろいろな場所で。この話を引用した。ディスカッションのお題にしたことも。圧倒的にIを非難する意見が多かった。が。誤解を与える可能性を事前に摘むことが出来るのならば…。それに越したことはない。♪人とうまく付き合うこと私もそんなに得意じゃないけど泉水さんの歌詞に時々垣間見える他人との関わりの難しさに苦慮する姿。♪そういうところがたまらなく好きなの心ない言葉で。子供の頃から人を傷つけてきた。親に、「お前の言葉で人を殺せる」まで言われた。「無神経」の恐るべき産物。そして。その反動からか今度は心ない言葉で傷付けられてきた。自分の罪の重さを知った。そして。自身の言葉にも、また。苦しめられた。「師匠」は。「唯物論」でも「唯心論」でもない、「唯言論」を唱えた。何事も。初めに言葉ありき、と。言葉が、言葉という概念が、物事を、心を伝える。と。だからこそ。無神経ながらも、「言霊」なるものをかなり意識しているつもりだ。言葉には、住む場所があり、その場所によって持つ意味も、パワーも異なる、と私は考える。(第一章-9へ続く) PR