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GOODDAY

悲しい現実を 嘆くより 今 何ができるかを考えよう… 無期限休止中のZARD FAN SITE「WithZARD」管理人、羊の、 主にwith ZARDな、時に個人的なことを気紛れに。

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「言葉を、大切にしてきました。」羊と私とZARDと・第一章-8

第一章-7


*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

後日。
Hは菓子折を持って
Iの家を訪れた。

話はSから聞いた。
どうしても、
直接詫びたいと思い
無理にSから
名前を聞き出した、と。

恐縮したIは
謝罪も菓子折も拒んだが、
Sの誠意に、折れた。

更に後日、
再びSにIから連絡が。
今度は嬉し泣き状態で。

やはりHは
自分が思った通り…否、
それ以上の人だった。

その後、Iは
以前にも増して
協力的になったという。

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

Hは羊の身内。
Sさんについては、
Hからよく話を
聞いていました。
素敵な方です。


いろいろな場所で。
この話を引用した。
ディスカッションの
お題にしたことも。

圧倒的にIを非難する
意見が多かった。

が。

誤解を与える可能性を
事前に摘むことが
出来るのならば…。
それに越したことはない。


人とうまく付き合うこと
私もそんなに得意じゃないけど


泉水さんの歌詞に
時々垣間見える
他人との関わりの難しさに
苦慮する姿。



そういうところが
たまらなく好きなの


心ない言葉で。
子供の頃から
人を傷つけてきた。

親に、
「お前の言葉で
人を殺せる」
まで言われた。

「無神経」の
恐るべき産物。

そして。
その反動からか
今度は心ない言葉で
傷付けられてきた。

自分の罪の重さを知った。
そして。
自身の言葉にも、また。
苦しめられた。

「師匠」は。
「唯物論」でも
「唯心論」でもない、
「唯言論」を唱えた。
何事も。
初めに言葉ありき、と。
言葉が、言葉という概念が、
物事を、心を伝える。と。

だからこそ。
無神経ながらも、
「言霊」なるものを
かなり意識している
つもりだ。

言葉には、
住む場所があり、
その場所によって
持つ意味も、パワーも
異なる、と私は考える。




(第一章-9へ続く)
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