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GOODDAY

悲しい現実を 嘆くより 今 何ができるかを考えよう… 無期限休止中のZARD FAN SITE「WithZARD」管理人、羊の、 主にwith ZARDな、時に個人的なことを気紛れに。

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「言葉を、大切にしてきました。」羊と私とZARDと・第一章-5

第一章-4


大学は
無事四年で卒業。

正直子供の頃から
院まで進学する
つもりでいたから、
就職なんて考えていなくて。

「何となく」取った
教員免許。
(もうじき失効するが…)

勉強なんてしていないから
勿論教員採用は無理。

ただ…。
教育実習の為と(表向き)
時給に目がくらみ(真意)
塾講なんかやってたので。

ぶっちゃけ、
就職氷河期で
選ぶ余裕なんてなくて。

学習塾の国語科に
勤務。
(バイト先ではないけど)

その時の上司が言ってた。
「羊(仮)は、
ボキャブラリー(語彙量)が
少ないんじゃなくて、
人より少し多くて、
その中には、
一般的じゃない
他人に伝わりにくい
ものもあるんだろう。
それを選択してるん
じゃないか?」

学生時代に。
突発的ではあったが、
コミュニケーション能力に
障害をきたしたことが。

他人の言葉が、
文章として理解出来ない。
具体的に言うと。

「ZARDのPV見たいから
カラオケに行きたいん
だけど、
新宿駅周辺で
プレミアムDAM入ってる
安いカラオケ知らない?」

…何この具体例(-.-;)

すると、その時の
羊の中の人の脳内では、

ZARDと、PVと、見ると、
カラオケと、行くと、
新宿駅と、周辺と、
プレミアムDAMと、入ると、
安いと、カラオケと、知る。

故に質問として認識されず…
でも、
表情とか語尾とかで
質問されているのは
判るので。

Answer。
「ごめん、わかんない」

確か20歳頃だったと思う。

何故か、家族と、
親しい友人との間では
起こらなかった。

他人との交わりに
疲れていたんだろうね。
言葉の引き出しが
うまく開け閉め出来ない、
みたいな感じだと思う。

就職したての頃、
仕事の研修でも
いろいろあったので…
精神的引き篭りに
なりつつあったんだけど。

少し楽になった。

今でも、
その上司のことを
「師匠」って呼んでる。
もう逢うことはないと
思うけど…。



(第一章-6へ続く)
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