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GOODDAY

悲しい現実を 嘆くより 今 何ができるかを考えよう… 無期限休止中のZARD FAN SITE「WithZARD」管理人、羊の、 主にwith ZARDな、時に個人的なことを気紛れに。

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◇募金~赤い羽根に想う~

10月です…





(∩;゚д゚)アーアーきこえなーい


今日は妙にばばぁの説教めいたこと(?)ばっか書くので、
スルーして頂いて…

つうか本当に
面白くないよ?
マジでマジで。


羊にはボランティア精神というものが全く、ない。
ほんと、ありえん位。

つうか自分の事で手一杯だも。。。


こないだここで、24時間テレビのことを書いたが、
ボランティア…ではない?にしても、
世の為人の為系で活動する方々はスゴいな、と。

で、ちなみにあの時羊は、携帯から募金はしてみた。
ほんの小さな事だけどね。


そんな羊、昔は気が向けば、たまに街頭募金とかしてた。
勿論10円とかよ?
羊だって裕福ではないし、寧ろ誰かえんじ(ry

(TдT☆(○====(-_-#)バコッ


(TдT*)べっ別にエンコーとかじゃないてば…


ヒント:年齢制限



…本題に戻ります。

やたらと透察力の乏しい羊、
騙されてはいけないと、
いちお

・赤&緑の羽根募金
・歳末助け合い
・ボーイスカウト系

に絞っていた。

でも、寝坊助の羊の、ダッシュタイムの時ばかり、募金箱は現れる。
帰り…次の日…もう会えない。
で、TVのアナウンサーの胸元の羽根を見て、今度こそ…というのを
無限ループしていた。


時は去年の冬。
最寄り駅前で募金活動をしていた。
内容は、「目や耳が不自由な方でも楽しく過ごせる老人ホーム設立」。
ホームに入っても、そういう人の為のケアは通常なく、
周囲とのコミュニケーションもとれず辛い思いを強いられるのが
常なんだそう。
私も年なら、当然親も年な訳で…もしも…と思ったら
入れずにはいられなくなった。
見ると目の前で、女子高生がキティのピンクのお財布を
開けて、小銭を確認している。

いつもは10円だが、確かこの日は50円玉を入れたんじゃなかったかな。
黄色い募金箱。目か耳どちらだったか失念したが、
不自由なご年輩の女性が、箱を大事そうに抱え、
ありがとうと口を大きく動かす。
スタッフが後ろで、彼女を支えながら笑顔で礼を言っている。

チラシを貰って、帰宅。
母はまだ仕事から帰ってなかった。


衝撃の事実はこの後。


家族揃っての夕飯。
ふと思い出して、募金の話をした。
母の顔が曇る。


以下、母の見た光景。

下車した人の群れ。
募金箱を持つ年輩の方と若いスタッフが組となり、
目星を付けた人にぴったりと…明らかに年輩の方ばかりに。

母は階段から遠い車両に乗るので、群れの後ろから、
その異様な光景を見ていた。

母より少し前に、腰の曲がった高齢の女性。
言葉たくみに募金を強要するスタッフ。
ひたすらぺこぺこと寄付を乞う、箱を持つ年輩の方。
決して裕福そうには見えない、腰の曲がった女性に、
スタッフはさらに声高々に詰め寄る。
「人事じゃないんですよっ!!!貴方も…」


白髪を染めていない母にも声がかかった。
母は凛とした態度で拒否し、その場を足早に立ち去った。




声も出なかった。
悪人の片棒を担いだ気にさえなった。
ただ、悲しかった。
恥ずかしそうに募金箱に近寄る女子高生の姿が浮かんだ。



それから、路上募金はしていなかった。


昨夜、母がシールで貼るタイプの赤い羽をくれた。
なんだかよく分からなかったが、貰ってカバンに貼っていた。
内側だけど。


職場最寄り駅。
足早に過ぎたが…赤い羽根…。
戻った。
カバンの内側を身体に寄せ、相手には見えないようにし、
小銭入の10円を箱に。チャリン。
針の付いた、昔と変わらぬ赤い羽根を受取り、
小銭入れに入れた。





帰宅し、赤い羽根の針を折り曲げ刺さらないようにして、
私は、父の仏壇に置いて貰う様母に頼んだ。

久しぶりに、やっと募金出来たよー。
赤い羽根が赤い羽根を呼んだのかな。
勿論“10円”入れたよ。

母からの痛恨の一撃。

10円しか入れなかったの?
お母さん100円入れたよ?


だって~羽根募金は10円でしょ~(TдT)




【あとがき】
母の赤い羽根、いつのまにかなくなっていました。
私の募金を促し、役目を終えたのでしょうか…?
110円分になった赤い羽根は、今も父のところにあります。
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